並木隼人公式ブログ

株式会社エスライフジャパン代表取締役の並木隼人公式ブログ

【広告費を決める際の考え方】顧客獲得単価とリピート率の関係性について

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前回のブログでは広告費をかけて集客をしてビジネスを加速させましょうとお伝えしました。

n-hayato.hatenablog.com

その中で、同時に考えなければいけないのが顧客獲得単価とリピート率です。

上記2つを軸にして
お金をかける広告は間違ってないか?
リピートしてもらう実力は備わっているか?
この2点を判断する必要があります。

この2つが伴っていないと利益が出ないばかりか、広告費ばかりが嵩んでしまい赤字になってしまう可能性もあるので注意です。

そこで今回は、顧客獲得単価とリピート率についてお伝えしていきたいと思います。

 

【顧客獲得単価はいくらが良いの?】

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まず初めに顧客獲得単価です。
一人集客するたびに◯◯◯円といったような広告は少ない為、基本的には「月の広告費÷月の集客人数」で計算して一人当たりの集客コストを出します。

この顧客獲得単価はいくらだと良いのでしょうか?
前回のブログでお話したような例で考えてみましょう。

・広告費(5万円)
・集客数(10名)
・獲得単価(5,000円/一人辺り)

この額が安いのか、高いのかというのは、どのように運営していくのかによって異なります。

もちろん安いに越したことはないのですが、そんな簡単にいくものではありません
なので、ここでは私の考え方をお伝えしたいと思います。

まずは平均客単価をベースに考えます。
平均客単価は「月の売り上げ÷月のセッション数」で求められます。

その平均客単価が5,000円と10,000円では利益が全然変わってきますのでここをベースにします。

そしてリピートして頂くことを前提に考えると、リピート率に応じて顧客獲得単価を変動させていくというわけです。
こちらもリピート率が10%と80%では全然違うので念頭に置かなければなりません!

5,000円で獲得    → リピート率10%
10,000円で獲得  → リピート率80%
であるならば広告費がかさんでも、後者を選択すべきです。

これらのバランスを考えながら考えてみましょう。

⑴ リピート率がどれくらいあるのか分析
⑵ 平均客単価がいくらなのか分析
⑶ 平均客単価をベースにしたリピート率に応じての顧客獲得単価の目標決定

といった具合になります。

高いリピート率で平均客単価が高い場合→顧客獲得単価を上げても集客した方が良い。

リピート率が低く平均客単価が低い場合→顧客獲得単価を抑えながら集客したい。

このように考えるのが重要ですね。

前述の通り顧客獲得単価は、リピート率・平均客単価を元に考えます。
なので純粋に顧客獲得単価を上げられるよう、リピート率と平均客単価を上げる努力も必要になってきます。

【終わりに】

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 ビジネスを加速させたいからと言って、ただ単にお金をかければいいと言うわけではありませんね!やるからには利益を出すことが重要です。

弊社も無料のクーポンサイトやSNSなど安いものから大手予約サイトの有料の低プランから高プランまでたくさん広告を試しましたが最終的に今の考え方にいたりました。

スタッフの成長度合い、リピート率、客単価などなど分析をして的確に広告費をかけられると良いですね。