並木隼人公式ブログ

株式会社エスライフジャパン代表取締役の並木隼人公式ブログ

活動場所を選ぶときに考えたい3つの要素と1つの意識

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近い将来、フリーランスのトレーナーとして活動していきたい方が、
初めに絶対考える「活動場所」

なんとなく
「店を出すなら都内!」
「人が多いし集客に困らないだろう!」
のような自分の直感で決める方も多いかと思います。

ですが活動場所はものすごく大事な選択なので、家を買うつもりでもう一度考えてみましょう。
今回は活動場所についてお伝えしていきます。

【活動場所と顧客のターゲットは合ってる?】

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まずは、自分が狙う顧客の層と本当にマッチしているかを考える必要があります

「あなたはどのようなお客様を求めていますか?」
こう聞かれてすぐに頭に浮かぶのはどのような顧客像でしょうか。

例えば、
「美意識が高くて日々仕事が忙しい30〜50代の女性」
「中年太りが気になりだした40〜50代の男性」
など。

すぐに出てこない場合は、
自分が提供できるサービスから逆算してみましょう。

しかし自分が望むターゲットが、自身の提供するサービスと一致しない場合もあります。

・求める顧客優先 → 提供サービスを見直す
・提供サービス優先 → 求める顧客を見直す

いずれにせよ、これから長くフリーランスとして活動する際に
無理のない選択をするのが良いです。

自分が狙う顧客ターゲットが定まったら、
いよいよ活動場所を考えてみましょう。

顧客のターゲットが好む場所であるか?
普段行き来している場所であるか?
自身が活動しやすい場所であるか?
この辺りを意識して考えてみる必要があるでしょう。

特に自身の活動のしやすさは大切です。
移動に多くの時間を割いていては、セッション数はこなせません。
そして何より自分自身が無駄な疲労を抱えてしまいます。

「ここだ!」という活動場所を見つけたのならば
思い切って自身も近くに引越すことも視野に入れてみてください。

 

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【集客との関係性は?】

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どのように集客するのか?
この方法でも活動場所は変わっていきます。

例えばネットで集客をする場合です。
宣伝場所がネットであるため、外からの視認性が高くなくても問題ありません。
場所が少々分かりにくかったり、ビルの空中階でも良いわけです。

しかし視認性が高い場所ならば集客の仕方も変わってきます。
ネットも有効ですが、きちんとした看板や外観も必要になってきます。

いずれにせよ大切なポイントは
場所を決めてから集客を考えるのではなく、
自分のビジネススタイルに合った集客方法から活動場所を選択することです。

また、スポーツクラブで活動する場合は、上記のようにどのようなお客様が入会する傾向にあるのか、事前に調べておくと良いでしょう。

 

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【リスクを最小限に】

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実際に場所を選定出来たら、収益のシュミレーションも必要になってきます。

場所を借りる場合
・毎月の固定費(家賃や光熱費など)はいくらかかるのか。
・固定費+自身の希望収入はいくらなのか。
・そのためには顧客を何人獲得すれば良いのか。

これらのハードルが低ければ低いほど、リスクは少なくなります。

場所も良いし、集客も出来そう。
でもたくさんセッションしているのに全然収益があがらない。
ということにならないように、その場所で活動した場合これだけやったらこれだけもらえる。
という収益シュミレーションをしてみましょう。

シュミレーションは自身にとって最高な状態と最悪な状態を想定してみてください。

「これだけセッションしたら年収〇〇〇万円かぁ〜」
で終わってはいけません。
私もそうでしたが最初は思うようにはいきません笑

最高な状態はモチベーションに。
最悪な状態はリスク回避のために。

このことを念頭に入れておいて欲しいと思います。

【場所が全て!にしない】

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活動場所はとても重要です。

しかし意識して欲しいことがあります。
それは活動場所が全てではないということです。

自分の工夫次第で更に良くすることも悪くすることも出来ます。
これは家のインテリアと一緒です。

どんなに古い家や立地条件の悪い場所でもインテリアがとてもおしゃれならまた来たいと思える
自身のトレーナーとしての実力はもちろん、そんな自分なりの工夫も含めて活動場所を考えてみましょう。 

≪例えばエスライフの場合≫

多くのマッサージをやストレッチなどのリラクゼーション店は接骨院のような内装で路面店や駅直結で分かりやすいところに多いですが、

エスライフの場合は内装は有名デザイナーに依頼し落ち着ける空間を重視したり、観葉植物や店内の香りにも拘って作っています。

立地も駅から遠すぎず、かといって近くもない空中階に位置していますが、空間のお陰で多く方に「また来たい」と思っていただけています。

これはほんの一例ですが立地条件が良くなくても多くの方がリピートしたくなる空間作りというのも大事です。

 

【終わりに】

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いかがでしたでしょうか?

活動場所を決めるということは、その場所でビジネスをするということです。
なので時間をかけてよく吟味してみてください。
イメージや勢いで決めると後々苦労します。

最終的に場所を決める時には、自分のスタイル・お客様のターゲット層・顧客の傾向などなど様々な視点から考えていくことをオススメします。