【機械と人間の違いを意識しよう!】マンツーマンビジネスで大事なこと
パーソナルトレーナーという仕事は、基本的にマンツーマンなので、ビジネスモデルとしては、「人対人」で成り立っていますよね。
しかし近年では、AIの成長などにより、機械もかなり高性能なものも世の中に出てきました。渋谷と大阪にAIがエクササイズコーチをしてくれるジムもオープンしましたね。
このようになってくると我々の仕事は大丈夫なのでしょうか?そう考える方もいらっしゃるでしょう。私の考えとしては、どの業界にしても人間にしか出来ないことを強みとすれば問題ないと思っています。
そこで今回は、機械と人間の違いについてお伝えしていきたいと思います。
【単純な作業ではダメ】
まず、機械と人間の差別化を考える時に思うことは、「単純な作業ではダメ」だということです。
それはどういうことかというと、
・単純にパーソナルストレッチをする
・単純にパーソナルトレーニングをする
ということです。
これでは、別にトレーナーがわざわざマンツーマンで行う必要がなくなってしまいます。作業というものは、これから高性能の機械が発明されていけば、いずれ機械にスイッチしていくでしょう。
もちろん、他業界にも言えます。
例えば、
・車を売ること
・保険を売ること
なども、単純に売るだけだったら、機械で十分でしょう。
では、そこに人が介入するのは何の為なのか?
ストレッチやトレーニングを行う上で、人対人のマンツーマンにする意味な何の為なのか?ここを理解して、意識的に行うことがとても大切なのです。
我々トレーナーの場合は、
・お客様の身体の状態を目で見て、話して聴きながら、強度を変化することが出来る
・お客様の身体の変化を毎回確認しながら、変化を確認し合える
・お客様のモチベーションをコントロールすることが出来る
こんなことが当てはまると思います。
これから更に便利な世の中になっていく中で、人件費を払ってまで、スケジュールを調整してまで、あなたにやってもらいたい!と思ってもらえるような価値のあるトレーナーを目指して頑張っていくことが必要だと思います。
【終わりに】
いかがでしょうか? 機械と人間の違い理解できましたか?
すでにレジの自動化や24時間ジムなどで単純作業をするスタッフは削減されています。
しかしパーソナルトレーナーは減るどころか近年では増え続けています。それだけ需要があるということですね。とはいえマニュアル通りにセッションをしたり、誰でも同じ内容ではお客様は満足しません。
ホスピタリティと言っては簡単な言葉になってしまいますが、1セッション1セッションを大切に選ばれるトレーナーを目指して頑張ってください。