今のあなたに必要なもの〜セッション数別で見るレベルアップ法〜【後編】
前回は0～60セッションまでのレベルアップ方法について書いていきました。
少し意識を変えるだけでも次のステップに辿り着けるので是非実践をしていってくださいね！
さて今回は60～100セッション以上のレベルアップ法の内容になります。
「技術力も人間力も磨いてきたのにまだ目標に辿り着かないなぁ」
というセッション数がまだ伸び悩んでいる方。
また、これからこのレベルまで上がりたい方にも参考になると思いますので最後まで読んでみてください。
【61〜80セッション】
上記のセッション数になってくると、予約の取り方やお客様のセッションの時間を固定するなどワンポイント工夫する必要があります。
予約の取り方でいえば、平日夜や土日に平均して何セッション出来ているのか？を分析してみると良いでしょう。
以前のブログで少し書きましたが、
〇平日の夜18~22時で3名
〇土日終日で5名
ここが埋まるだけで88セッションまで伸びます。
61～80セッションで止まっている方は、この埋まりやすいホットな時間帯を無駄にしてしまっている可能性があるのです。
まずはこの2つの時間帯に取りこぼしはないのか？
自分はどの時間帯が埋まっているのか？
これらを分析し、無駄な空き枠を作らないように意識して予約を取りましょう。
例えば…
60分のセッションで着替えや次回予約などを加味してトータル75分掛かるとします。
ここで19:30に予約を入れてしまうと、
次の予約が20:45～になり22:00までに2名しか捌けません。
これが
・18：00～
・19：15～
・20：30～であれば22時までに3名捌けます。
このような積み重ねがセッション数の伸びに繋がりますので、予約の取り方を意識しましょう。
もう一工夫するとすれば「埋まりやすい時間帯はできるだけ稼働率を上げていきたい」というところです。
その為には固定の日時に来ていただけるお客様を増やしたり、こちら側が計算しやすいスケジュール調整能力も必要になってきます。
このように予約の取り方を意識するだけで集客する際も人気の時間帯に予約が入りやすくなり、新規のセッションができる可能性が高まります。
一人でも多くのお客様のセッションができるよう、取り逃がしに注意していくことがポイントです。
【81〜100セッション】
このセッション数になると、来たお客様にはご満足いただけるサービスを提供出来ていると思います。
またリピート率も非常に高いことも予想されます。
なので、残りの枠を埋めるための集客に力をいれていきましょう。
広告や集客サイトのプランアップなども視野に入れて集客コストに惜しみなく投資していきましょう。
確率論ではありますが、費用対効果は抜群に合うはずです。
低いセッション数の時は「とにかく無料でもいいからセッションをこなす」ということをお伝えしました。
しかしこのレベルの方ならば紹介や意識の高いお客様を狙って集客するのが良いでしょう。
それと同時に、既存のお客様をしっかりセッションができるように予約枠をキープ、お客様のコントロールをしなければなりません。
少しの新規セッションを意識しすぎて、うっかり既存のお客様のペースを乱してしまわぬように細心の注意を払いましょう。
既存客を失ってしまうのは本末転倒です。
あくまで一番大切にしなければいけないのは既存のお客様ということを忘れないように心がけてください。
これができなければ100セッションへの到達はできませんので確実に実践していってください。
【100セッション〜】
ここからはご自身がどのようにレベルアップしていきたいのか？
になってきます。
セッションの売上=単価×客数×頻度
なのでセッションだけで稼ぐのであれば、売上を上げる方法は主に2つです。
〇セッション数を増やして限界値まで予約を受け付けるのか？
〇セッション単価を上げて売上を上げていくのか？
この2つです自分が理想とする働き方に合わせて決めると良いと思います。
例えば、弊社エスライフでは売り上げを上げるためのパターンとして
〇パーソナルトレーナー
〇チーフパーソナルトレーナー
〇トップパーソナルトレーナー
とレベルを3段階用意し年間のセッション数に応じて単価を上げる制度を設けています。100セッションを達成するトレーナーに関してはこのようにレベルアップをすることで働く稼働時間は一緒でも1時間の仕事のクオリティを上げることで売り上げを伸ばすことができます。
また、売れるトレーナーになると時間で売るビジネスモデルのデメリットが出てきます。時間は限られているしお客様が入りやすいホットな時間も1日の中では少ない為、売上に限界が出てきます。
それを解消するには、時間で売らないことです。
例えば、
〇本を出版する
〇グループレッスン
〇コンサルティング業
〇雑誌への寄稿
〇セミナー業
〇オンラインサロン
など、成果に対して上限なく報酬として帰ってくる働き方です。マンツーマンだけでな
く、自分の働きかけで多くの人々に貢献できることを視野に入れて活動すると良いと思います。
【終わりに】
いかがでしたか？
このような段階を経て、売れるトレーナーになっていくんですね！
今の自分の立ち位置でやらなければならないことは分かりましたか？
「予約の取り方」
「取り逃し」
「お客様のコントロール」
など一つ一つは細かいことです。
しかしこれができていないことが大きな損失に繋がっています。
この小さな積み重ねができることが売れるトレーナーへの近道なのかもしれませんね！
皆さんのセッション数の目標がいち早く達成できることを願っています！
