【売れるトレーナーへ】リスクヘッジを考えたセッション
皆様は自分がどうやって収入を得ているか考えたことはありますか?
パーソナルトレーナーの収入源は、間違いなくセッションでの売上になりますよね。
では、その収入の内訳はどのようになっているのでしょうか?今回は、私の経験則を元にリスクヘッジを考えたセッションについてお伝えしていきたいと思います。
【無理は禁物】
まず始めに私が言いたいことは、売上の為に高頻度でのセッションを無理に勧めるのはオススメできないということです。
このブログでもよくお伝えしていることですが、新規のお客様を継続させることも大切ですが、既存のお客様を辞めさせないこともとても大切なのです。
それを考えた時に、高頻度でのセッションというのは、肉体的にも精神的にも経済的にもとても負担がかかるのです。
この負担は、トレーナーの皆様ならよく分かりますよね。
ですが、これからスタートするお客様にとっては、それが分からず、やる気だけは最高潮だったりします。
初めの方は、モチベーションで続くこともありますが、それが長続きすることは極めて稀な例なのです。
私の経験では、週2回のセッションを1年以上継続出来る人は、筋トレが好き、趣味のような感覚で通える人に限定されます。そこまでの気持ちがなければ、ずっとは続きません。もちろんこれは、トレーナーの技術によって左右されますが。
では、それを踏まえて収入について考えてみましょう。
例えばフリーランスの場合、売上=収入のような完全歩合となりますので、顧客がつけば収入は増えますし、顧客が減れば収入が減りますよね。
そのような働き方のトレーナーが、週3回のお客様が3人いたらどうでしょう?
3人のお客様で月に36セッションです。そのお客様が全員辞めてしまった場合はどうなるでしょうか?
考えたくないですよね。
こういった時のリスクを回避していくことがとても重要です。
もちろん、予約枠を埋める為に、ニーズに応えるのは必要ですが、お客様としっかり話しながら、両者が納得した形でセッションしていくのが、安定した仕事の進め方と言えるでしょう。
お客様のことを考えながら、自分の身を守っていくのも大切な仕事です。
【終わりに】
いかがでしょうか?
いつでもお客様目線は大事ですが、お客様の要望をすべて鵜呑みにするのも少し違いますね。
過去に「肉体改造をしたいから週2回トレーニングをする」と言って最初はやる気マンマンで来ていたお客様が急にぱったり来なくなった。。。
なんてことを経験してきました。
やはり時間・お金・肉体的・精神的に健全で余裕がある頻度で行うのが一番です。
お客様が続かなくなってしまうリスクを最小限にして、セッション的にも収入的にも安定できると良いですね。