並木隼人公式ブログ

株式会社エスライフジャパン代表取締役の並木隼人公式ブログ

【開業するときの基本】予算の割り振り方のコツを教える。

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トレーナーの職業に就いたら、一度は考えるであろう「独立」。
フリーランスで活動する方々にとっても、自分のジムを作りたい!と思っている方は多いのではないでしょうか?
自分が毎日活動する場所なので、どのようにしようかな?と考えるだけでワクワクしてきますよね。

私も同じように店舗を開店させるときはとてもワクワクしていました。ただ開業してからが一番大変です!
そこで今回は、そんな自分だけのパーソナルジムを開業する場合に考えたいことやリスクヘッジについてお伝えしていきたいと思います。

 

 

【お客様目線と予算を忘れずに】

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私は多くのトレーナーから開業の相談を受けてきていますが、前述の通りジム作りにとてもワクワクしていらっしゃる方ばかりです。それ自体は良いのですが、開業にあたって軽視しがちなのが、「集客コスト」です。

色々なこだわりを叶えていくことによって、肝心の運営がうまくいかない方が非常に多いです。

まず初めに考えていただきたいのは、予算を組むことです。
・物件取得費
・内装、備品、器具
・集客コスト
大きく分けてこの3つにかける予算はしっかりと確保しましょう。

これが大きくずれてしまうと、集客コストを下げなければならなくなるので要注意です。これから繁盛店として運営していく為に、集客コストは一番大事かもしれません。

そして、次に大事なのが空間作りです。お客様はその場所に定期的にお越し頂くのが基本ですから、当然お客様にストレスを与えてはいけません。

ここで、お金をかけなければいけないもの、お金をかけなくても良いものを判断しましょう。

車を例にすると、走ることだけを目的に買うなら、高級スポーツカーも軽自動車も同じです。ダンベルやプレートもパワーリフティングジムでなければこだわる必要性がほとんどなく、同じ重さであれば、高くても安くても同じではないでしょうか?

こういったときの判断基準としてお客様が必要になります。お客様がストレスを感じるようなら避けるべきですし、あまり変わらないなら予算を考えた選択をしましょう。

ジムを開業するということは、その場所で売上を上げ、利益を出さないといけないのです。それが出来てから、どんどん自分色に染めていっても遅くはないです

【終わりに】

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独立、開業するときは自分がやりたいことをするのも大事ですが

まずはお客様が心地よい空間と予算にあった内装や器具などを準備して

優先的に利益を上げることが大事です!

集客はお金をかけることによって新規のお客様を呼ぶことができるので惜しみなくコストを使えるようにお金をかけるところ・かけないところの見極めをしましょう!