若さと勢いで開業したけどものすごく苦労した人材の話その2
前回は「採用がゴールではない」という話をしました。
今回は採用してからの雇用についてです!
どのように人材と向き合っていくのが正解というのはありません。
ここでも苦労した話があるので皆さんにシェアしていきたいと思います。
【あくまで雇用関係】
人材を採用するということは、差異はあれど採用側は採用者を気に入っている、好印象、結果を出すだろう、などという期待が含まれています。
そういった場合に良くあるケースが、採用側が一方的に身内のように接してしまうことです。
これから我が家に新しく加わる家族のような……
自分に弟子ができた……
上記のような感情になるのは良く分かります。
しかし採用をする時に結ぶのは「雇用契約」であって、それ以上でも以下でもありません。
・店舗経営において身内のように面倒をみすぎてしまう。
・契約内容が薄い。
・口頭で決め事を作っていた。
などなど、私自身もたくさんのミスを犯してきた経験があります。
ですので、雇用する際にはしっかりと書面にて契約を交わし、双方が納得いく内容で契約をする必要があります。
これは、昇給や賞与などでも同じです。
つい自分の感情で昇給したり、頑張っているからといって我慢しているだけではいけないのです。
お互いが会社の為に結果を出せるように、人として成長できるように、細かく規定を設けていくことが重要になってくるでしょう。
【終わりに】
社員の頑張りに対してついつい感情が先走ってしまい、過度に契約を良くしてしまったり、昇給したりと色々なミスをしてきました。
やはり数字で判断することをシビアに考えて基準を設けていかないといけないなと思い、法人成りして2期目で隅から隅までデータで判断するようにしていきました。
売り上げはもちろん、セッション数、稼働率などを計算に入れてその社員の貢献度を見ています。
いつだって、会社がピンチになったときは社長が補填をしていかなければなりません。
経営していく中で社員というのは、良い時は会社に貢献してくれるが、当然悪い時もありえます。
— 並木 隼人@PersonalTrainer (@Hayato_Namiki) 2018年6月25日
いかなる理由でも給料は保証し、会社側(社長)は社員を守らなければなりません。社長の給料を下げることも、持ち出しも、借金をしてでも。
それが社員を抱えるという事なのです。
スタッフは良い給料をもらってるけど会社はずっと利益が出ないなんてことにならないように感情論は抜きで、数字で判断していくことが大事ですね!