【独立を目指す方へ】雇用する時に注意した方が良いこと
我々パーソナルトレーナーの職業は、独立にあたって必要なものが少ない為、低リスクでスタート出来ることが利点だと思います。
ですので、これから独立を目指している方もとても多いのではないでしょうか。
一方で、業務拡大を考えて、人をたくさん雇用することは上手くいけば増益に繋がりますが一気にリスクが増える可能性もあります。
利益を増やすためにはやはりリスクも背負うべきですが、極力リスクヘッジもしたいものです。そこで今回は、雇用する時に注意した方が良いことについてお伝えしていきたいと思います。
【自分と同じではないということ】
まず初めに私が言いたいことは、自分と同じではないということです。
これを聞いたら、誰もがわかりきっていると思いますが、実際に事業主となって活動していくと、案外自分と同じように仕事をしてくれる、会社の為に貢献してくれると考えてしまうのです。
また、「これくらいやってくれるだろう…」などと予測する数字も上記のような考えだと、ハードルが高すぎてしまうことも考えられます。
これは売上の部分だけでなく、関わる業務全てに言えます。
例えば事業主の仕事内容が100%だとしたら、80〜90%の力を発揮するのもかなり厳しいと考えた方が良いでしょう。
逆に50%程度の仕事が出来ていれば会社が円滑に回る仕組みづくりを強化するべきなのです。これは社員のことを信用していけないというわけではなく、段階を踏んで活躍してもらう為に会社としても余裕を持ちましょうということです。
また、雇用する時は雇用契約を結ぶだけであるので、それ以上でも以下でもありません。私自身、情が出やすいタイプなので、それ以上のことをしすぎて自分の首を絞める失敗も経験してきました。雇用したら自分の子供になるわけではないということを意識しましょう。
今回は注意した方が良いことで、マイナスな部分をお伝えしましたが、プラスの部分もたくさんあります。自分と同じではないので、自分が気がつかないことに気づいてくれたり、得意不得意も当然違ってきます。タイプの違う人間がいてくれることによって違った角度からの強みもできたりします。
それを最大限に生かすことができるのも事業主の力量だと思います。
雇用する時は細心の注意を払って、お互いに良い関係を築き、増益出来るようになると良いですね。
【終わりに】
いかがでしょうか?
同じ志を持って同じ方向を向いて同じ要領で仕事ができるのは理想ですが、人それぞれ得意不得意、性格、仕事に対しての向き合い方の違いがあります。
「ここで働きたい」と思って入ってきても数カ月たってからちょっと違ったから辞めるなんてことは普通にありますし
先読みしながら円滑に会社が回る仕組みを作り、どんな人がいても強みを活かせるようになると良いですね!