技術力と営業力の伸ばし方と関係性について
トレーナー活動をされている皆様は、それぞれにセッション数の壁があって1本でも多くセッションを実施したいですよね。
また、現在の平均セッション数に応じて求められる能力は変わってくると思います。
弊社でもそうですが、それを一つずつクリアしていくことによってステップアップが出来るものです。
これが積み上げビジネスであり、クリアしていく毎に仕事に安定感が生まれるのです。
今回は、その中で求められる「技術力」と「営業力」の関係性についてお伝えしていきたいと思います。
【まずは営業力から】
どんな仕事でもそうですが、現場に立つということは、最低限の知識と実践の研修があるはずです。それをしっかりクリアして現場に立てる状態というのを前提にお話ししたいと思います。
これからスタートしていく方、まだセッション数が少ない方にとって一番重要なのは、営業力です。ここでいう営業力というのは、新規でセッションをしたお客様に、サービスの価値を感じてもらうということです。
それも価格以上にです。お客様は、
支払う価格<セッションの価値
でないと継続してくれません。まだ経験の少ないトレーナーにとってこの価値を十分にお伝えするのはとても難しいことです。
自社だけのサービス内容を知っているだけではダメですし、そのサービス内容を10段階で5を伝えるだけではきっとお客様は価格に納得して継続してくれないでしょう。
自社の強み弱みを理解した上で、100%以上の魅力を伝えられるようになることが上記の方々にとって一番大切なのです。これらが出来てくると徐々にお客様が継続するようになります。
お客様が継続するようになると重要なのが技術力です。
先輩トレーナーなど同業者を対象にした研修などに比べ、実際のお客様をセッションするのでは、技術力の伸びかたが全然違ってきます。
お客様の効果をいち早く出す為に、たくさん勉強して、そのお客様を想定した技術練習を先輩トレーナーに頼んだ方がずっと身になります。
【終わりに】
いかがでしょうか?
こうしてセッションを重ねていくことで、自然と技術力は向上していくのです。営業力と技術力、どちらも大切です。ですが、営業力は営業外でも十分伸ばすことができる、技術力は実際にセッションをしながらの方が効果的に伸びる。
今、自分にとって最重要なことを考えながら、どちらも伸ばしていけると良いですね。