【独立しよう】こんな人はフリーランスがオススメ
現在トレーナーの職業に就いている方の中には、将来フリーランスを目指そうと考えている方も多いと思います。
またフリーランス志向がなく企業トレーナーとして活躍している方もたくさんいらっしゃいます。
フリーランスのトレーナーと企業でのトレーナー。
この2つには優劣は無く、単純にその人の資質や向き不向きといったものがあると私は考えています。
今回はフリーランスを志している人向けになりますが、向いてる人・向いてない人についてお伝えしていきたいと思います。
これからフリーランスを目指している方はぜひ参考にしてみてください。
【変化に柔軟であるか】
まずフリーランスになった場合、仕事の内容は自分次第でいくらでも変えることができます。
メインとなるセッションを軸として、記事の作成やセミナーの開催なども自身のアイデアや行動で起こせます。
積極的に動くことで、仕事の幅をどれだけ増やしていけるかがフリーランスで活躍していく上で重要なポイントとなっていきます。
これらを行なっていく為には、変化に柔軟に対応していかなけばなりません。
「自分の仕事=セッション」という固定概念に囚われてはいけません。
様々な業種の人達と会って情報交換したり、そこから違った角度での仕事にもチャレンジすることが求められます。
気がつけば、当初描いていた働き方とは全く違ったものになるかもしれません。
しかしその変化を楽しめる人こそフリーランスに向いているといえます。
一方で、自分のやるべきことをピンポイントで明確にして着実に進んでいくタイプの方は、フリーランスより他に活躍の場があるように思います。
何でも屋ではなく、職人気質の方は企業で働く方が上手くいくケースが多いです。
【仕事の浮き沈みを楽しめるか?】
どんな仕事でも好不調の波があります。
フリーランスの場合はそれが特に顕著だと言っていいでしょう。
人によってはその波をある程度制御することができますが、100%完璧にとはいきません。
ある日突然信じられないように仕事の依頼が来てしまった時、フリーランスの場合は一人で全て対処しなければならないということを考えて置かなければなりません。
逆も然りですね。
急に仕事が激減することだって当然考えられます。
もちろんそうならないように、事前にリスク管理をする必要がありますが
実際に起きてしまった時にあなたはどういう対応を取りますか?
良い時も悪い時も含めて、ここぞという時には大きな力を発揮できるタイプの方はフリーランスに向いています。
「そんなのわからないよ」という方もいるかもしれません。
私の経験上、この大きな力を土壇場で発揮できる人は
仕事の浮き沈みを単純に楽しんでいる人です。
特に悪い時に大きく悲観しない人ですね。
フリーランス志向が少ない方は、仕事の波があまりなく、いつもどんなときでも自分の仕事をきっちりこなせる冷静な方が多いです。
【自分を全面に出せるか?】
フリーランスになった場合、なったその日から自分というブランド(看板)を掲げて仕事をします。
企業に勤めている場合は、○○会社の△△さん。
といったように、会社というブランドがあり、その下で仕事することが出来ます。
これは正直に言うと、会社というブランドを掲げた方が圧倒的に有利です。
なぜなら自分というブランドも会社のブランドも同じ土俵で戦わなければなりません。
言い訳は出来ないのです。
フリーランスは自分自身が商品でありブランドです。
ここを意識できているかどうかで、その後の収入や成功などに大きく差が生まれます。
自分のSNSへの投稿などはもちろん、普段からの言動や身だしなみ全てがあなたの価値を決めていきます。
もちろんそれは精神的にも大変です。
しかし、自分という人間を表に出して他人に支持してもらう自信のある方は、フリーランスで挑戦してほしいです。
【向き・不向きが全てではない】
ここまで書いてきましたが、
私もフリーランスのトレーナーとして活動しています。
上記の3つでセルフジャッジしてみるとこうなります。
〇変化をすごく好み、変化を楽しむことができる
〇仕事に波がある、きっちりできるのはセッションだけ
〇ブランド作りは苦手
こうしてみると自信を持って「フリーランス向き!」とは決して言えません笑
特に上2つはフリーランスとして良い傾向だと自負していますが、ブランド作りには今でも苦労しています。
そこは仕事量やこれまで培った実績でカバーするようにしています。
さて、ここで大切なのが
向き・不向きが全てではないということです。
ここまで読んでいただいて、
「もしかして自分はフリーランスに向いていないのかも?」
なんて決して悲観しないでください。
これらはあくまでも私の経験上の主観です。
フリーランスとして働きたいという志こそが
一番重要なのです。
向いていると思えた良い部分は意識して伸ばしていけばよいですし、
向いていないと思えた部分は他の得意でカバーすればよいのです。
そのギャップや不完全さが、あなたの個性となりブランドとなります。
フリーランスを目指している方は、この記事を参考にして
何が向いているのか(得意なのか)
どこが弱い部分なのか
を今一度再認識して、さらなる成長へと繋げていただけたらと思います。
また冒頭でも述べましたが、フリーランスのトレーナーと企業のトレーナーに優劣は全くありません。
自分のスタイルにあったトレーナー像をぜひ追い求めてみてください。